サエない日々にさよならを。

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結局、自分が自分で何をしたいか決断しないと始まらない - 年末年始の騒動より。


すでに新年始まって20日ほど経ってしまいましたが改めて。
今年もまたよろしくお願いいたします。

もう少し早めに更新する予定だったのですが、年末年始にかけての相方といざこざをやってしまい、お正月の間に一度更新しようかと思っていたのが大幅にずれ込んでしまいました。ですが、何でこの仕事をしているのか、考え直すきっかけになりました。

今回は、今後も迷った時に戻ってこれるように書き記しておこうと思います。


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Adobe Fireworksを擬人化したらこうなりました。


Fireworksプロフィール
Adobe学園中等部3年。1998年7月生まれの15歳(2013年現在)。
元はMacromedia学園出身だが、2005年にAdobe学園との統合が決定されたため、Flash、Dreamweaverとともに転入。
転入後、Photoshop先輩、Illustrator先輩という2大重鎮的存在に圧倒される日々を送ることになるが、地道な成長を続けるうちに多数のファンが集まるようになり、ついにはPhotoshopに次ぐWeb制作界のホープと今後を期待される中、2013年、突然学園より高等部への進学が絶たれてしまう。
しばらくは学園に在籍できるもの、学園側の意向がはっきり読めないため、これからの進路に不安を抱えている。

特徴・性格
肝心なところで詰めが甘い部分があるが、人懐っこいせいかあまり憎まれにくい。
Photoshop先輩とIllustrator先輩と似たスキルを持っているせいで、まわりから比べられるのがちょっと苦痛。
特にPhotoshop先輩からはものすごいライバル意識を持たれていて怖いので、会うたび逃げ腰気味。
Dreamweaverととても仲良しだけど、迷走する姿に心を痛めている。

クリスマス・イブにお送りする『Fireworks Lover Advent Calendar 2013』24日目…。

技術ネタを期待して来られた方、ごめんなさい。…突然ですが脱線ネタ突っ走りました。


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これからの時代に向かうからこそ目を向けて欲しくて。−第23回岡山WEBクリエイターズに登壇してきました。


12月7日(土)、岡山国際交流センターにて行われた『第23回岡山WEBクリエイターズ 忘年会スペシャル2013』に登壇してきました。今回の登壇も晴天の霹靂、といいますか。まさか6月に続いて登壇させていただけるとは思わず、前回以上に頑張ろうと思っていたのですが、今回は集めたネタが多すぎたために、まとまりにくい内容になってしまいました。

ご参加いただいた方々に対して大変申し訳なく思います。
今回は、登壇時に伝えきれなかった内容の補足、そして、登壇時への対処について記しておこうと思います。


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『デザインなんかいらない』という言葉の裏側を考えてみた。−デザイナーであれば一度は通る道-

「ああもううるさい!デザインなんかいらんのじゃー!売れりゃそれでええんじゃー!ごちゃごちゃ言うな!」

この言葉は、20代半ば、私がまだ某ECモールに出店している店舗の代理運営・管理に勤しんでいたころに上司に言われた一言です。

あれこれ考えたこともひっくるめて思い出したので、今日はこれについて考えたことを書いてみます。

まずは経緯。

当時、『Webデザイナー』の卵に近い状態の私は、地元の非常に小さな会社で、一人で毎日クライアントからご依頼いただいた某ECモールの店舗制作(更新)に励んでいました。

ある日のこと、当時勤めていた会社の上司から、管理していた店舗のデザインに対して一言。

「もっと色みをはっきりと」
「このバナー小さいけん、今よりももっと倍のサイズに…色も赤とか使って…」


ちょうど新規のページ制作やバナーを作ることで頭がいっぱいだった私はいきなり言われてパニックに。

「いやいや、ここTableを複雑に組んでページを制作しとんのに、周りの構造を変えなあかんやん」
「周辺パーツとの配色・サイズバランスとの兼ね合いがあるののに」


など、考えやら思いやらが一気に頭の中を駆け巡った私は、とりあえず、理解してもらわないと…と思い、一生懸命説明しました。

しかし、結果は冒頭の言葉を投げかけられてしまうことに。普段温和だった上司が、一転して怒りにも似た不満感いっぱいの表情で叫んだあの状況は今でもはっきり覚えています。

結局、上司はどういう未来を望んでいたのか。

言われた当時はさすがにショックで、言われた『言葉』にしか見えなかったのですが、今になって、上司の本当の要望がやっとわかりました。

結論から言うと「売上が上がる店舗(デザイン)にしたかった」のだと思います。

当時、管理していた店舗の売上が満足するほど上がってなかったのに、あれこれ制作上の理屈だけを言うだけで、上司自身の「こうして欲しい」という思いに意識を傾けなかった私に対し、強い苛立ちを覚えたのだと思います(ちなみに、上司はデザイン知識はもとより、そもそものWeb制作スキルは全くと言っていいほど持ちあわせていなかったため、自分で制作できない苛立ちも混ざっていた可能性も考えられます)。

結局、売れなければ仕事も入ってこないし、収入はない。会社も回らない。
もっと言うといくらWebデザイナーとしての誇りを持っていたとしても、仕事できなきゃ意味ないし、私の給料も上がるわけはないのです。

「人の話を聞かない強情っぱりで扱いづらい面倒くさい女」と思われていましたが、相手がかかえている『要望・不満の背景』に考えを考慮せずにこちらの事情だけをいうだけでは、そう思われても仕方ないわけだと、やっと腑に落ちました。

では、どういう会話をすればよかったのか。

ちょっと当時のことを思い出しつつ、脳内シミュレーションをしてみました。

(上司からバナーの色みや大きさを変更したい、と言われた後)

「バナー大きくして…赤とかにして…ですよね(反芻して考える時間を入れる)」
上司「おう、そうやのう」
「ええと、何のためでしょう…。今のサイトの状態でも全体的に見て違和感も問題はないと思いますし、変えなくても構わないと思うのですが。何のために変えたいのでしょうか?」

 

あとは、これで出てくる話(売上を上げたいなど)を分析して、あれこれ会話をしていくべきだったかなと思います。
こうすれば、納得してもらいたかった私側の事情の話もできたかも知れません。

こうして考えると、私に足りなかったのはデザイン制作能力ではなく、言葉のデザイン、つまりコミュニケーションスキル。
当時、制作スキルがあればとか大丈夫とか考えてた私はアホか…と気づいて頭を抱えるわけですが、当時の上司は叫んだことすら忘れてる可能性の方が高い気がしてます(^^;。

デザイナーなら一度は通る道。

あれから10年以上の月日が流れていても、今でもふとした拍子に思い出すほどそれだけ強烈な一言です。

今思うと、デザイン初心者は一度は通る道だと思いますので、事情を話すのになぜか怒られてしまう時は、相手が最終的に何を望んでいるかを聞くようにすることをおすすめします。

これで「自分で考えろ」とつっぱねられたり、無謀なことを言われた場合は……それは別の意味で考えた方が良いサインかもしれません(^^;)。


『デザイン』に対する考えを『文章』にして思ったことを少し。

先日、相方から宿題をもらった。
内容は『自分がデザインに対してどう考えているか、3つの副題ごとに、それぞれ大体300字くらいでいいからまとめる』こと。

長年、Webデザインといろいろと向き合ってきて自分なりの答えは出てはいたものの、それをはっきり『文章』として露わにしてない状態。いざ書こうとしても断片的にしか言葉が出なくて、思うように形にできない。書いては消し、消しては書きの繰り返し。

どうにか書けたものの、(仕事の都合もあるとはいえ)1週間ほどかかる結果に。「それだけの文章にいつまで待たせるんだ」と言われてもこりゃ仕方ないわ…と思ってしまった。


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brightflavor

フレーズライン ・ Webデザイナー・グラフィックレコーダー

愛媛県松山市でWebデザイン、UIデザインのお仕事を主に、イラストやアイコン制作、グラフィックレコーディングなども対応中。

制作使用アプリ…Adobe Photoshop、Illustrator、Adobe XD(元Adobe Fireworks Loverなので、今でもご要望があれば使用)。

また、ディレクションとプロジェクトマネジメント系の知識も進行上大事と考えて勉強しているおかげで、デザイナー視点からの提案依頼や進行管理のお仕事も徐々に増えつつあり。

ねことコーヒー、マイナーなマンガと心理学、真相追求系のお話、料理とダンナが好き。気になるセミナー・イベントがあれば、お金と時間と体力が許せば大抵行く。

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