あの日、確かに「ネスケ」はあった。-ネスケの歴史-

先日、業務の話をしていた際、久々に「ネスケ(Netscape)」という言葉を聞きました。
思えば、ちょうど一年前に全バージョンのサポートを終了(最終バージョンは9)。
ウェブ・ブラウザ(閲覧ソフト)の草分けとして1990年代半ばに登場し、インターネットの爆発的な普及の牽引役となった「ネットスケープ」ブラウザの開発とサポートが、2月1日で完全に終了することになった。一世を風靡した歴史的ソフトの退場を惜しむ声も挙がっている。
草分け「ネットスケープ」ひっそりと退場 - MSN産経ニュース(現在記事削除)
※ちなみに日本版はNetscape 7.1リリースが最後。
かつてはネットといえば「Netscape」と言われる時代があったのにいつのまにかInternetExplorerへと…。
サポート終了ニュースを聞いたとき、「ひとつの時代が終わったなぁ」と思ったものです。
いい機会なので、ちょっとネスケの歴史を調べてみました(以下、Wikipediaへのリンクですが)。
そういえば、SSLとかJavaScriptはNetscapeが作ったんだよなぁ(JavaScriptはNetscape独自ではないですが)。
それにしても、これを見てると「楼蘭王国」というか「平家物語」というか「ポケベル」というか時代は繰り返すというか(←飛躍しすぎ)。
さて、今やインターネットといえば「Internet Explorer」となってはいますが、セキュリティやバグの問題が起こり、他のブラウザも着々とバージョンアップして「実力」も「ファン」をつけている模様(いわゆる第二次ブラウザ戦争)。
そのうち、「ネットといえばIE」ではない時代がくるのでしょうか?
しかし、お願いだからブラウザ間でレイアウト崩れを直すのは結構手間がかかるからCSSとかの解釈は統一してほしいなぁと思うのはここだけの話。